釣り部会 北海道・道東フィッシングツアー

釣り部会

「コロナが下火になったら知床・釧路に釣りに行きましょう」
月1回開催していた釣り部のZOOMミーティングで話がまとまり大田稲門会の土田真也さん、海洋写真家の中村庸夫さんと6月17日から4泊5日で北海道・道東に「ホエールウォッチングとフィシングツアー」に行ってきました。

女満別空港から1時間、弟子屈の土田さんの別荘をベースにしました。翌日は摩周湖、屈斜路湖などの観光地巡り。斜里川支流で滝の遡上にチャレンジするサクラマスや絶滅危惧種の渓流魚オショロコマが泳ぐ神の子池でなど釣り好きならではの場所へも。

3日目は羅臼へ移りホエールウォッチング。残雪の残る知床半島をバックに悠々と泳ぐ親子連れや横一列で見合い中(?)の8頭などシャチの群れに夢中になりました。

4日目 待望の知床半島での釣り。ロシア国境に近い沖の瀬で最初に青ソイやホッケなどの五目釣り。潮の流れが速いのか本州では考えられない250号という重りの仕掛けです。船頭の指示棚に落とすとすぐに当たりがあり、ゆっくり巻き上げていく途中で2匹目、3匹がかかり40センチ前後の青ソイやホッケが次々に上がってきます。2時間もしないうちに持参した大型のクーラーは満杯になり3人とも釣りは中断しました。地元の釣り人たちは内地では見かけない大型のクーラーボックスを2つずつ持ち込んで次々に魚を放り込んでいました。

4時間後釣り場を移動して大きいのは10キロにもなるという大型の水蛸釣りに挑戦です。土田さん手作りの超派手な仕掛けを40メールの底に沈めゆっくりと上げ下げして当たりを待ちます。根がかりに注意しながら探っていると竿が突然ずっしりと重くなりゆっくり巻き上げていると船長が飛んできて「ビギナーズラックだ。蛸に間違いない」と言いながら船上に取り込んでくれました。6キロ、1メールくらいの見事な水蛸でした。

最終日は釧路港での宗八カレイ釣りです。時期が少し遅かったとのことで大型は少なくほとんどが手のひらサイズから30センチぐらい。東京湾では数が少なくなったカレイもここでは入食いの状態。夜中の1時に土田邸を出発し、好天に恵まれたこともあり、うたた寝しながらの釣りでしたがそれでも50匹以上は釣れクール宅急便で自宅に送りました。

スケールの大きい体力のいる北海道の釣りを堪能してきました。

(釣り部 寺島 邦夫)

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