「包丁砥ぎ講習会」報告

自由投稿

世田谷稲門会 「包丁砥ぎ講習会」
企画: レディースクラブ、地域サポート活動部会(井上 文、篠崎章子、谷口佳代子、上田秀麿)
日時:2022年7月18日(月) 11:00~17:00
場所:シーマシーマ(東急世田谷線 松原駅前)
講師:林 馨(昭45理工)
写真&動画撮影:榎並俊一(昭46理工)

 11時から17時まで4回に分けてそれぞれ1時間開催し、延べ11名の方が受講されました。
受講者:
第1回:佐藤克己(昭53政経、玉川)、酒井春孝(平01商、けやき)、塚脇一帆(昭47商、千歳)
第2回:鷲巣俊子(昭44文、けやき)、工藤加寿子(ファミリー会員)、國澤俊一(昭43理工、きぬた)
第3回:谷口佳代子(昭63法、さくら)、中村 京(昭58法、さくら)、上田秀麿(平28教、けやき)
第4回:井上 文(45理工、けやき)、篠崎章子(昭52政経)

第1回参加者
第2回参加者
第3回参加者
第4回参加者
第1回参加者のコメント
第2回参加者のコメント
第3回参加者のコメント

講習会内容(抜粋)

1.包丁の種類と材質

片刃、両刃があり、砥ぐ手順が異なる。材質は鋼、ステンレス、鋼+ステンレス、セラミックがある。セラミックは個人では砥げない。

包丁の種類はいろいろ

2.使用する砥石の種類

荒砥、中砥、仕上げ砥がある。講習では中砥を使用する。

3.研ぐ準備

砥石を準備する

包丁に汚れがある場合は、予め金属束子やクレンザーで清掃しておく。
砥石は砥ぐ前10分間ほど水に漬けておく。
適当なテーブルを準備し、砥石が動かないよう固定台の下に濡れタオルを下に敷く。

汚れは予め取っておく
砥石は水に漬けておく

4.研ぐ

砥いでみよう

右手で柄を抑え左手人差し指、中指、薬指で刃のやや上を抑えて押す(包丁右側)または引く(包丁左側)ように砥ぐ。
初めは包丁の右側を砥ぎ、根元、中程、先端に分けて1か所あたり30~100回砥ぐ。砥石面と包丁の角度は15度程度が良い。
(手を切らぬよう注意)

包丁砥ぎの実習風景

5.研ぎ具合の確認

持ち寄った包丁を砥ぐ

刃先を指で触り、金属のバリ(かえり又はマクレ)が出ているのを感じたら砥げている証拠。
両刃の場合は、刃全体にかえりを確認したら左側を砥ぐ。

6.仕上げ

左側を砥いでかえりが出たら右側を2~3回砥いでかえりが無くなったら完成。
新聞紙を包丁の重さだけを利用して一方向に切ってみる。滑らかに切れたらOK。

新聞紙を切って切れ味を確認

7.後始末

砥石は真中が減りやすいので、使い終わったら縁石または面取り砥石などを利用して平にしておくとベター。
砥石は水で洗って陰干しする。

第4回参加者の講習会受講の感想

以上

(榎並俊一 記)

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