八月は「十字軍」、林（昭45理工・玉川会）担当で開催しました。
キリスト教／イスラム教の関係では、日本に入ってくる情報では何となくキリスト教が正、イスラム教が悪、と言う雰囲気ですが、それは欧米のキリスト教国から入ってくる情報が多いから。この関係の原点であろう十字軍をもっと知りたいとの考えから調べました。
十字軍はその目的が「聖地回復」とは言うものの、現代風に言えば「力による現状変更」、ヨーロッパによるアラブ侵略である事に違いありません。虐殺・略奪などの残虐行為も十字軍側に多いようです。二百年の断続的な戦いで最終的にはアラブ側がヨーロッパ側を追い出して勝利するのですが、一方文明的には当時一番進んでいたアラブはこのころを境に凋落し、ヨーロッパが世界をリードしていきます。
話は変わりますが、歴史見学という事で「鎌倉歴史散策」を、星野さん（昭41政経・キャロット会）取りまとめで11月30日に実施と考えています。
九月は「ウクライナ史」、十月は「大政奉還」の予定です。歴史同好会は、毎月原則第二土曜日10時～12時で例会を開催しています。場所はキャロット3F 市民活動支援コーナーです。
（林 馨 記）