歴史同好会 鎌倉散策(2022年11月)

歴史部会
覚園寺境内にて

歴史同好会は昨年10月に発足して約1年ですが、毎月メンバーが三軒茶屋キャロットタワーに集まり、テーマを持ち寄り和気藹々で交流しております。今回初めて外に出て、メンバー中心に10名で紅葉見物も兼ね歴史の息吹に触れながら鎌倉散策し、その後美味しい“静御膳”で楽しく懇親会を行いました。

11月30日「水」、前夜の悪天候が嘘のように回復し穏やかな日和のなか、鎌倉駅に10時前に集合し、NHK大河ドラマで評判の北条義時ゆかりの覚園寺を訪ねました。駅からかなり奥まった広いお寺なので、緑の木々に紅葉が相交って景観も見事で、境内はリフレッシュの為マスクを外して、息吹を吸っての歴史見学が出来ました。

覚園寺は5つのお堂がありますが、そのなかでも薬師堂は北条義時が建立し、運慶に薬師三尊像と薬師一二神将「干支12支」を作らせ安置されています。鎌倉末期に戦火で一旦は焼け落ちましたが、足利尊氏により再建され今に至っています。約700年を経ても素晴らしい建物と仏像です。

帰途に鎌倉宮を見学、護良親王「後醍醐天皇の息子」が閉じ込められ無念の死を迎えた土牢獄跡を見学し、皆さんそれぞれの歴史の思いを噛みしめながらの散策でした。

昼から鎌倉駅前,御代川「すし処きみ」にて新メンバーも交え、楽しく交流し、食事後は自由行動となりそれぞれが充実した1日となりました。

来年も室内での交流に加え外での歴史散策を行う予定ですのでよろしくお願い致します。

(星野 裕/記)

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