
けやき会の2023年度総会・春季懇親会が4月15日(土)11時より、千歳船橋のレストラン「オー・ランデブー」で開かれました。雨で足元の悪いなかでしたが、本部からのお二人の参加を含めて27名という多数の方が集まりました。対面で開かれた総会としては3年ぶりとなり、いつもの会場も懐かしく、皆さんの顔も晴れやかでした。
総会は、代表世話人の井上文さんの開会挨拶に続き、第1号議案の「2022年度活動報告・決算報告」、第2号議案の「2023年度活動計画・予算計画」、第3号議案の「任期満了に伴う世話人の改選について」が審議され、いずれも承認されました。そして、会員の世田谷稲門会会長旭正勝さんからご挨拶と世田谷稲門会全体の活動状況のお話がありました。

次に会員の兼子慎介さんより「地方自治と東京」と題してお話していただきました。明治以来の制度の歴史や、歴代の知事の特徴など、ずっと都庁でお仕事をされてきた方ならではの興味深いお話に皆さん耳を傾けていらっしゃいました。
懇親会に移り、佐藤喜重さんの音頭で元気よく乾杯。各テーブルに次々と運ばれてくる料理を和やかに取り分けながら、歓談の時を過ごしました。時々、久しぶりの方や新入会員の方のお話を挟み、また本部よりのご挨拶や連絡事項もあり、適度な集中の時間ともなりました。
なお、最近亡くなられた音楽家の坂本龍一さんと新宿高校で3年間同じクラスだった斎藤正憲さんが、高校の入学式の時、隣に座った坂本さんがチャーチチェアの後ろの小テーブルでピアノの練習もどきをしていたとか、卒業後に代議士になった級友の選挙結果を仲間と一緒に見守ったとか、坂本さんの素顔を伝えて下さったのも印象に残りました。
最後は恒例の校歌斉唱で締めくくり、今年度の活動を期して散会となりました。
(鷲巣 俊子/記)





挨拶される戸田昇 世田谷稲門会事務局長






