
7月例会は12日に、『開戦を招いた日米交渉 その不都合な真実』のテーマで、細谷清さん(1974商学・目黒稲門会)担当で開催しました。
日米戦争は1941年12月8日、真珠湾攻撃をもって始まりましたが、その直前の11月、日本から和平の為の交渉文がアメリカに提出されました。しかし、この文章が事前にアメリカ側に傍受され暗号を解読されていたのです。その日本文を米国情報部が英訳する時に、誤訳のみならず、「日米開戦やむなし」と米国国内に納得させるための意図的な改竄が有った、と言うのが細谷さんの考えです。
これは一般的な説と異なる部分はありますが、細谷さんは国内の外交関係書類のみでなくアメリカ国務省の書類迄調査されました。この話をどのように解釈するかは各人の考えによると思いますが、重い内容でした。
今後の予定は8月9日「名前の歴史」、9月13日「太平洋戦争、日米航空戦のエピソード」で、(原則)以降毎週第二土曜日9時40分から開催しています。また、涼しくなったら歴史散策も検討しています。(今のところの案は東京荻窪の「荻外荘」(近衞文麿が第一次内閣時代を過ごし、昭和前期の重要な会議を数多く行った場所)です。
(林 馨/記)
