歴史部会 荻窪三庭園散策

歴史部会


11月29日、歴史部会の有志15名で荻窪三庭園の散策を実施しました。荻窪三庭園とは、JR荻窪駅の東側に位置する、萩外荘(てきがいそう)公園、角川庭園、太田黒公園の3つの庭園のことを言います。

萩外荘公園は、大正天皇の侍医頭であった入澤達吉の別邸として建てられたもので、昭和12年には近衛文麿が譲り受けて移り住みました。荻窪駅近くとは思えないほど広く立派な邸宅で、当時の贅を尽くした建築様式と調度品が印象的です。 書斎は近衛が敗戦後(昭和20年12月16日)に自決した場所で、改変されることなく、当時の姿を今にとどめています。令和6年10月に、以前豊島区内に移設されていた客間や応接室が再移築されたそうなので、一度訪れた方も再訪してはいかがでしょうか。当日は庭の紅葉がきれいで、多くの観光客で賑わっていました。

角川庭園は、角川書店の創業者で俳人だった角川源義の邸宅だったところを杉並区に寄贈され、一般に公開されています。現在、この施設は茶室としても活用されており、訪問時には茶会や句会などの催事が開催されていました。

太田黒公園は、日本で初めて音楽評論という分野を確立した太田黒元雄の屋敷跡を杉並区が日本庭園として整備し、公開しています。正門から続くイチョウ並木が印象的で、ちょうど紅葉の見ごろということもあって、こちらも多くの観光客で賑わっていました。

散策後は、荻窪駅近くの焼き鳥屋で食事会となり、会員の親交を深めました。

(佐藤 正和/記) 

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