
6月の歴史部会は13日に開催しました。会場はいつもの太子堂区民センターで、今回は2名の講演、「明治時代の日本陸軍」担当:西川さん(1969年・商)、「電気の歴史・前半」担当:林さん(1970年・理工)でした。
西川さんは、伊藤正憲「軍閥興亡史(上巻)」をもとに、明治時代の陸軍の興亡を解説されました。明治時代、日本は日清・日露戦争を戦い抜きましたが、後の日中戦争や太平洋戦争と違って、政府は終戦処理まで見据えたうえで、周到に戦いを進めました。これには、当時の明治の元勲たち、すなわち、伊藤博文、山縣有朋、大山巌、児玉源太郎、などの優れた資質によるところが大きかったそうです。
明治の時代にうまく回っていた政府の体制が、昭和の時代になぜうまくいかなくなったのかは、日本人として考えされられる課題だと思いました。
林さんは、電気関係の装置がいつどのように発明され、その後誰の貢献によって今日の便利な世の中が作られたのか、という歴史を解説されました。オームの法則は筆者にはなじみの深いものですが、理系でない方には少々難しい話題だったようです。
しかし、エジソンは直流発電にこだわったが、結局は交流発電が主流になったというエピソードを契機に、JRの電気は交流が基本だが、茨城方面は地磁気観測所のため直流になっていて、途中で交流から直流に切り替えているなど、興味深い話題で盛り上がりました。
次回は、7月11日、浮田さんの講演、および、「電気の歴史・後半」(担当:林さん)を予定しています。
(佐藤 正和 記)

