歴史部会 7月例会(2026年)

歴史部会

7月の歴史部会は、太子堂区民センターで11日に開催しました。今回はいつもの部員による講演とは趣向を変えて、戦国武将として有名な宇喜多秀家公の子孫であられる浮田さん(1959・法)の招待講演を開催しました。

宇喜多家は秀家の父直家の時代は毛利方で、岡山城を拠点としていましたが、豊臣秀吉の調略により織田側に鞍替えすることになります。その後、秀家は、秀吉の養女である豪姫(前田利家の実子)と結婚し、秀吉との深い絆の元、準一門として厚遇を受けました。

しかし、秀吉および前田利家の死後は後ろ盾を失い、関ケ原の合戦の際は、17,000人と多勢を誇ったものの、お家騒動(宇喜多騒動)の影響でその多くは浪人たちであり、戦意や技量は劣っていたということです。

戦線から離脱したのちは島津を頼って薩摩に落ち延びていました。その後、駿河の久能山に幽閉されたのち、最終的には八丈島に流され生涯を終えたとのことです。関ケ原以降の秀家の経緯はあまり知られておらず、貴重なお話を聞けました。

浮田さんによれば、関ケ原の敗戦でなぜ切腹しなかったのかと、親戚からなじられることもあったそうですが、現在残っている肖像画(想像図)は非常に温厚な美青年に描かれていて、文人で学問を好んだとも伝えられており、本来は戦国武将として活躍するようなタイプの人ではなかったのなという想像もした次第です。

次回以降は、8月8日「田島日記から見る昭和天皇の親子関係、公安情報」(担当:藤方さん)、9月12日「もう一度、江戸時代」(担当:内山さん)を予定しています。また今回から、竹内さん(1985・商)が入会されることになりました。

(佐藤 正和 記)

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