歴史部会 2月例会(2024年)

歴史部会

歴史同好会から歴史部会に昇格後、初めての例会報告となります。会場もキャロットから太子堂の区民センターに変わり、会員相互の一層の親睦と、テーマをめぐる活発な意見交換が期待されるところです。

2月10日午前、会員17人が配られたレジメをめくる中、林馨さん(理工70年)の「多神教と一神教」の論題発表が始まりました。仏教、キリスト教、イスラム教といった「宗教」という幅広く、深みのある題材をその起源に遡りながら、林さんは分かりやすく解題を進め、出席者の関心を引き寄せていきました。「宗教」は難題ではありますが、話の節目ごとに会員それぞれが自分自身の体験などを披露しながら、宗教観や「立ち位置」などを話し、いつもながらの知的刺激に満ちたひとときがあっという間に過ぎてしまいました。発表者の一方通行にならないところが、この会の魅力なところです。

国内外の歴史に少しでもご関心のある方はぜひ、お声掛け下さい。例会に顔を出し、聞くだけでも大歓迎です。歴史に所縁のある名所・旧跡を散策する催しもあります。

次回の3月例会のテーマは、「昭和天皇の終戦史と陸軍特種情報部」です。担当は藤方です。原爆投下と本土決戦、近衛師団の決起、情報戦などのエピソードを紹介しながら、解題したいと思います。

(藤方聡美 記)
 

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