歴史同好会 2023年1月例会

歴史部会

世田谷稲門会の皆様 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

一月は十四日(土)に、「出雲とたたら製鉄」のテーマで、古代からの日本における製鉄の歴史・その方法・特徴などについての例会を開催しました。

日本における製鉄の始まりは意外と遅く6世紀ごろと言われています。原料として鉄鉱石でなく砂鉄を,溶解還元に木材を使用したことなどから、生産効率は低いが非常に高品質な鉄鋼を作っていました。かの法隆寺に使われた釘は1300年経った現代でも朽ちず、あと1000年はもつだろうと言われています。
古代出雲は製鉄の地として栄え、スサノオの八岐大蛇退治は、製鉄業との関わりと伝えられているのも有名な話です。

二月は「源氏の名門足利一族の選択」、三月以降も毎月開催していきます。

歴史同好会は着実に会員が増え現在入会希望者を含め14名となったので、2月からは定員20名の部屋を借りるようにしています。しかしこれ以上大きな部屋がないため、会員数上限を20名にすることに致しました。

(林 馨 記)

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