3月の例会報告
3月17日(日)開催のウォーキングは北鎌倉駅午後1時に7名の参加により鎌倉七福神巡りを楽しみました。
当日は天候にも恵まれ世話人の秋田滋さんの案内で最初に浄智寺に詣でてから鶴岡八幡宮へと歩き、
歴史に残る大銀杏の倒壊を引き継いだ小さな銀杏が元気に伸びているのを眺めながらお詣りしました。
更に法戒寺~妙隆寺~本覚寺~御霊神社と鎌倉時代の名残を忍びながら江ノ電に乗っての移動も楽しみながら最終目的地の内外の観光客で賑わう長谷寺まで歩き七福神巡りを達成しました。 江原 利次/記
12月の例会報告
12月のウオーキングは16日(日)京王線調布駅午後1時に12名、の参加により薄井好雄さんの案内で取りあえずバスで深大寺に到着。
当日は予めお願いしておいた深大寺の解説ボランテイアの方に山門の歴史から始まる旧庫裡保存棟~本堂~開山堂~元三大師堂~五大尊池の恋物語~国宝に指定された釈迦如来像など興味深い説明を1時間ほど伺いました。
肝心の深大寺そばは次回訪問に譲って深大寺水車舘~祇園寺~国領神社~布多天神社~地元農産物直売所へ立ち寄りながら調布駅まで歩いて解散となりました。解散後は希望者による懇親飲食会が地元で開催されました。
ウオーキング部会代表世話人:江原利次
11月の例会報告
11月のウオーキング活動は18日(日)京急穴守稲荷駅午後1時に8名の参加により、矢後勝洋さんの案内で天空橋船着き場~弁天島(終戦後進駐軍の命令による強制移住の記録を拝見)~多摩川河口(東京大空襲により隅田川から流れ着いた沢山の水難者を祀る供養塔に拝礼)~羽田の渡し跡~立派な羽田神社~子供遊園地を備えた荻中公園を訪ねながら京急大鳥駅までの4キロを3時間程かけて変貌著しい下町の風情を散策しました。
9月の例会報告
9月16日(日)午後1時に荻窪駅に8名が集まり、当日世話人の原建司さんの案内で最初に荻窪の
名主中田家の長屋門を見学し、明治天皇小休所の碑と第11代将軍徳川家斉の鷹狩りの際に作られた
いわれを学びました。
次に昭和初期に建てられた賄い付き高級下宿の登録有形文化財の西郊ロッジングを眺めながら
読書の森公園にて館内と公園を散策しました。
少し足を伸ばした所にある大田黒公園は、NHKのラジオ番組の話の泉でも活躍した大田黒元雄氏の
邸宅と日本庭園を杉並区が整備して一般公開されています。
次に立ち寄った角川庭園は角川書店の創設者の角川源義氏の邸宅が杉並区に寄贈されたもので、
室内は俳句の句会等にも貸し出されています。
更に歩を進め近衛文麿の荻外荘を外から眺めて昭和の激動時代を顧みる機会を持ちました。
最後に与謝野鉄幹.昌子夫妻が晩年を過ごした邸宅のあった公園で時の流れを辿る文学に浸りながら休憩をとり、最後の目的地荻窪駅へもどり、楽しみながらの有意義なウオーキングを終了しました。
(江原 利次/記)
6月の例会報告
6月17日(日)、午後1時に参加者10名が目黒駅に集合し、当日世話人の兼子慎介氏の案内で、
好天に恵まれながら行人坂を下って最初に大円寺を訪問。
明和の江戸大火で亡くなった人々を供養するこの寺の石仏蔵群は都指定有形文化財となっています。
蟠龍寺(岩屋弁天、山手七福神の一つ)、海福寺(本尊は釈迦如来)を経て天恩山五百羅漢寺で数々の
羅漢像を眺めながらしばし仏教の世界に時を過ごしました。近くの成就院(蛸薬師)に立ち寄ってから
江戸庶民からも親しまれた目黒不動尊(瀧泉寺)の境内を散策し、加藤隆夫さんのカメラで集合写真を
撮ってから裏手の墓地にサツマイモ栽培を奨励した青木昆陽の墓も見学。
公益財団法人の目黒寄生虫館では約300点の寄生虫の液浸標本や関連資料に内外の人達も強い関心を
見せていました。最終の大鳥神社をお参りしてから目黒川遊歩道を散策しながら中目黒駅にて解散となりました。
(江原 利次/記)
5月の例会報告
5月20日(日)のウオーキングは半蔵門線、千代田線の大手町駅午後1時に13名が参加、桃井清治さんの案内で5月の爽やかな緑深い旧江戸城内を散策。大手門~宮内庁三の丸尚蔵舘~百人番所~皇居二の丸庭園~天守台~田安門から北の丸公園へと歩き、NHKの大河ドラマを見るような徳川15代の夢の跡を辿る楽しい一時となりました。 (江原 利次/記)
4月の例会報告
4月14日(土)開催のウオーキングは午後1時に東武東上線中板橋駅に8名が集合し、当日世話人の横山徹さんの案内で晴天に恵まれた春の中を石神井川沿いに飛鳥山までのウオーキングを楽しみました。当日のコースは板橋~区立加賀公園~音無しくぬぎ緑地~金剛寺~音無し親水公園など石神井側沿いに展開する名所旧跡に立ち寄り、江戸時代のお花見といえば飛鳥山と言われた飛鳥山公園では飛鳥山博物館で開催中の春期企画展「徳川家光と若一王子縁起絵巻」を鑑賞する機会に恵まれました。東京都内のウオーキングは毎度の事ながら江戸の歴史探訪の散策にもなり毎回興味の引かれる健康と好奇心の楽しい一日となります。今回のウオーキングでは加藤隆夫さんが集合写真と共に石神井川の風物写真も撮ってくれたので紹介致します。 江原 利次/記
3月の例会報告
3月18日(日)早春の穏やかな午後1時浅草駅に11名が集まり浅草から三ノ輪まで名所旧跡を尋ねながらウオーキングを楽しみました。
浅草寺
外国からの観光客で賑わう仲見世通りの奥にある金龍山浅草寺は、628年に水中から網で観音像を得て草堂に祀ったのが始まりと伝えられ、円仁.源頼朝らの再興を経て観音霊地の代表となり江戸屈指の寺として庶民の信仰を集め今に至っている。
花川戸公園
娘を遊女に仕立てて旅人を殺しては金品を盗んでいた老婆が千人目の旅人と間違えて娘を殺し初めて仏眼を開いたという旧石碑が立っている。この公園には九世.市川団十郎の助六歌碑や浅草履き物発祥地の碑も立っている。
待乳山聖天
当山は推古天皇の3年、地中から忽然と湧き出た霊山で金龍が天より降って山を守り守護したと伝えられている。境内各所に印された大根や巾着は聖天様の御利益になると崇められて供えられています。大根は聖天様が心の毒を清めて健康と良縁をもたらしてくれます。巾着は財宝を表し、商売繁盛のご利益を示しています。
今戸神社
もとは亀岡八幡宮で、鎌倉の鶴岡八幡宮に対して創建された。境内の今戸八幡廟碑は儒学者.亀田鵬斎が撰文を練ったものである。境内の狛犬は今戸焼の陶工達が奉納した物でこれらの人達はすでに名字を許されていた。尚、幕末の新撰組の沖田総司終焉の地としての石碑がある。
吉原神社
江戸時代にその名を馳せた吉原遊郭から移転してきた稲荷社に玄徳稲荷、吉原弁財天を合祀したもので、隣の空き地は遊女達の検診をした吉原病院跡。関東大震災では多くの遊女が近くの弁財天池にて溺死し、横死追悼祈念碑として観音立像が建立された。
鷲神社
日本武尊が戦勝を祈願したと伝えられ、武運、開運、商売繁栄の神として信仰を集めている。酉の市は江戸時代から年中行事となり縁起物の熊手が売られ、浅草のお酉さまとしてあまりにも有名である。
樋口一葉記念館
明治の女性小説家として、「大つごもり」「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」など日本の近代文学に潸然と輝く名作を遺した樋口一葉を称えて、台東区が立派な記念館を開館したもので是非立ち寄って見たい所です。 〈江原 利次/記)
1月の例会報告
平成30年1月13日(土)開催の新年初歩きは、東武亀戸線の亀戸水神駅午後1時に12名が集まり、当日世話人の横山徹さんの案内で亀戸七福神巡りを楽しみました。
最初に亀戸水神にお参りしてから常光寺(寿老人)~東覚寺(弁財天)~香取神社~龍眼寺~亀戸天神を巡り初春のうららかな下町風情の中を散策しました。最も賑わいを見せた亀戸天神では日光猿軍団特別出演のお猿さんの愛らしい曲芸に神社での初笑いをもらいました。龍眼寺の奥庭の池の緋鯉達が一カ所に集まってじっと動かない光景にはちょっとビックリしました。この風景は同行の加藤隆夫さんが参加者の集合写真と共に記録に納めてくれたのでこの記事と一緒に紹介しましたのでご覧下さい。コースの最後は錦糸町駅まで歩き、周辺の居酒屋で新年会に参加の2名を交えて今年もウオーキングを通して元気な一年を過ごそうと気勢をあげました。 (江原 利次/記)