歴史同好会 七月例会

歴史部会

6月担当者が体調不良の為延期した例会を、2023年7月8日(土)に開催しました。テーマは「弥生時代―遺跡・遺物と伝承」、担当は林 馨(1970理工・玉川会)でした。

弥生時代は現在では、紀元前10世紀から3世紀と約1200年続いたと言われています。大陸からの渡来人が縄文人と混血して弥生人となり、同時に稲作が始まって安定した食糧確保ができるようになると人口が増加していきます。金属器が渡ってきたのは紀元前6世紀頃、祭器として銅鐸銅剣が作られるようになりました。稲作が広まるとともに集団作業と財産の観念が広まり、階級差が生じ戦争も始まるようになりました。

またこのころ、内容に不確かな部分は多いですが日本書紀などの伝承もあり、中国には魏志倭人伝などが残されています。今回おこがましくも大胆にも、「ヤマト王権の発祥」、「古代イズモ王国」、「邪馬台国」についても私見を纏めてみました。

歴史同好会は原則毎月第二土曜日にキャロットで開催しています。今後の予定は8月12日(土)「西南戦争の歴史的背景」、9月9日(土)世田谷地域史 となっています。
興味のある方は話を聞くだけで結構ですから覗いてみませんか。

(林 馨 記)

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