歴史同好会 十一月例会(2023年)

歴史部会


11月歴史同好会は、11日に『日本の古代道路』のテーマで、尾崎 周さん(1979政経・千歳会)担当で開催しました。

道は弥生時代ごろから発達し、ヤマト政権確立(4世紀頃)の時代に地方豪族との連合の為整備が進みました。律令時代に入ると国家としての必要性から交通網の整備が進み、馬を使っての伝馬制・駅伝制も確立していきました。当時全国的に「五機七道」と呼ばれる道路網が作られ、最大の道は幅20mも有ったそうです。しかし膨大な手間と費用の掛かる道路の維持管理がうまくできず、10世紀頃(平安時代中期)地方政治の混乱・治安の悪化等により全国的な統制を図るための道具としての道路は廃れていきました。

歴史同好会は原則毎月第二土曜日にキャロットで開催しており、話を聞くだけでも歓迎です。興味のある方は開催日の二週間前までに(会場の関係から)、林 馨(k.hayashi@pm-ms.tepm.jp)までにご連絡ください。今後の予定は11月26日(日)多摩センター歴史散策、12月9日『鎌倉幕府と室町幕府はどちらが強かったか』、1月13日『イギリス王室の歴史』、2月10日『多神教と一神教』となっています。 

(林 馨 記) 

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